山崎豊子さんが伝えたかったこと

去年の秋から、北米のテレビジャパンでは山崎豊子原作のドラマ「沈まぬ太陽」が放映されている。秋に放映された当初は見る気がしなかったのが、去年の末頃から見はじめて、上川隆也の演じる恩地さんにすっかり魅せられて見るようになった。

どんな苦境にあっても自分の信念を曲げない主人公にただただ感銘を受ける。

そして日本放映時のネットでの感想なども読むにつけ、このドラマが多くの人に感動を与えていることにまた改めて感慨を覚える。

なぜ山崎さんはこの「沈まぬ太陽」に限らず、実話に基づいたノンフィクションを描き続けたのだろう。その原点は何なのだろう。何を伝えたかったのだろう。ずっと考えていた。

たとえすぐに自分の行動や信念が報われなくても、やがてそれは報われる、そう彼女は信じていたのではないだろうか。だからこそ、恩地というキャラクターを通して、モデルとなった実際の人物は組織の中では彼の行動や信念は日の目を見なかったかもしれない、でも私はあなたのその真っ直ぐな生き方がいつか人の心に届くことを信じている、だから私はこうして書くのだと、書き続けるのだと。その姿勢が、何か具体的な直接の言葉ではなくてもいつか人に伝わることを信じて。

恩地さんは間違いなく信念の人だ。

でも山崎豊子さん、あなたも同じように、真っ直ぐな想いはやがて人の心に届くと信じた、信念の人だったのですね。

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